瀧野川女子学園とは
瀧野川の教育

日本の若者はずっと優秀です。
変わるべきは、学校です。

高校2年事業化実習  ハワイ大学チャリティーバザー

高校2年事業化実習 ハワイ大学チャリティーバザー

国際社会で活躍貢献するために

今や一国の中で描くキャリアは存在しません。我が国の若者も、日々変わりゆく国際社会の激しい競争の中で、自らの力で自分の人生を築いていく為の準備に、中高生のうちから取り組む必要があります。そのために、2015年より中高6年間週1〜2単位の、独自の「創造性教育」を立ち上げました。激化する国際競争の中で成功を掴み、望む人生を創り上げ、日本を先進国として成長させ、世界に貢献していくために、創造性と起業家精神を育み、具体的なキャリアビジョン、キャリア計画を自ら創り上げるキャリア教育として、中高全校体制で行っています。

今、若者に求められていること

2000年代以降の世界は、急激に進む技術革新によって、これまで人類が経験したことが無い速さで変化しています。国境を超えて、仕事の新陳代謝が非常に速くなっており、日々、多くの仕事が無くなり、それ以上に新たな仕事が生み出されています。そのため、これからの世界で成功を目指す若者には、世界にはまだ無い、新しい価値を自分の手で生み出し、それを仲間と広く世界の人々に届ける力が求められています。起業や社内ベンチャーなどで、事業を起こす能力が求められているのです。そのために、世界に通用する大学、大学院水準の専門能力に加えて、新しい仕事を作り出す創造性と起業家精神を備えていることが強く望まれているのです。

2021年度大学入試改革の背景

近年、米国スタンフォード大学やMITなど世界の先端大学では、シリコンバレー生まれの「デザイン思考」などを取り入れることで、創造性や起業家精神を鍛え、若者が自分たちで事業を立ち上げるための教育が拡充されてきました。日本においても、東京工業大学エンジニアリングデザインコースなどでプログラム化が進められています。世界の大学で、より実社会で新しい仕事を作り出せる若者を育てる教育機関へと、教育の質的な変化が進められているのです。2021年度より我が国で始まった大学入試改革の背景には、これらの大学教育改革の成果があるのです。いよいよ大学入学選抜が、欧米の先進大学と同様に、高校生に自身の明確なキャリアビジョンと、具体的なキャリア計画、そのために準備してきた実績と総合的な能力を求めるものへと変わったのです。

大学は変わった。中高は?

一方で、大学の改革に対して、我が国の中高教育はまだ立ち遅れています。大学は将来の仕事に向けての専門能力を身につける場所であるにも関わらず、その大学を選ぶ際に、多くの高校生は、適性や将来成し遂げたいことを自覚できていません。
このことで、大学入学後、更には、社会人として就職後のミスマッチが深刻な社会問題になっています。加えて、これまでの中高教育では、将来の仕事及び人生と学校教育との関連がうまく伝えられておらず、勉強する意味や意義、勉強への興味、意欲も十分に掻き立てられないことも深刻な問題です。

真に国際社会に貢献するために

本校の「創造性教育」によるキャリア教育は、創造性と起業家精神を身につけることで、これらの問題を解決し、若者が中高生のうちに、自分の仕事を創り出し、日本と世界を活性化させる心構え、考え方、能力を身につけることを目的としています。
具体的には、人格形成にとって重要な中高生の時期に、段階的に、新しい価値、商品、仕事を生み出す力を身につけます。
そのためにプログラムの中で、デザイン思考、工学的思考、事業化思考等を具体的なテーマの中で用い、チームで手を動かし、試行錯誤を繰り返す中で、体得していきます。これらを先端テクノロジーを駆使し、効率的・実践的に、かつ楽しく学べることが本校の強みです。
また、教科指導・生徒指導・進路指導についても同様の考え方で行っており、国際社会に貢献できる大人の日本女性として、望むキャリアを手に入れるための心構え、考え方、能力を養っています。
この教育を受けた卒業生たちは、2021年度の大学入試改革初年度に、面接主体でキャリア計画と総合的な能力が主に問われる様になった総合型選抜において、前年比4倍の合格実績を記録しました。このことは、本校の生徒が、既に先進教育に取り組んできた大学の先生より高く評価されていることを示しています。2023年1月には、「キャリア教育優良学校」として、文部科学大臣表彰を受けることができました。この期待にさらに応えるべく、より一層のプログラムの充実を行っていきます。

好きなことは世界を変える原動力

なぜ好きなことなのか。なぜ女子校なのか。

学ぶ目的とは、ペーパーテストで良い点を取ることでしょうか。
学ぶということをもう少し広い視点で捉えてみましょう。
学問とは、個人の関心から始まり、人類を幸せにする新しい価値を生み出す営みです。ただ答えがあっているかと言うものではありません。古来優れた科学技術の発見や、人文学的に普遍的な発見のほとんどが、個人の好奇心から導かれてきました。
それと同様に、実社会で有用な創造性と起業家精神の根本的な源も、一人ひとり異なる、興味であり、好奇心です。さらに秀でた独創性は、その人ならではの強いこだわりや情熱から生み出されます。つまり、好きなことに思い切り挑戦することこそ、世界を変える原動力なのです。
創立者山口さとる先生は、自らが女性の教育者であると同時に、創造性と起業家精神に富んだ起業家でした。私たちの学校には創立以来、女子生徒が穏やかで自由で開放的な時間の中で、自由に好きなことを考え、取り組むことができる女子校の中でも独特と言われる環境があります。そして面白いことを見つけた時に、皆で力を合わせて、とにかくやってみる文化があります。
生徒が面白い、凄いと思う事柄には、多くの人にとっても共感できる本質的な感動と、独創的な発想へとつながるアイデアが含まれていることが多いのです。これを自身も好きなことに打ち込み、学術的なトレーニングを積んだ学士及び修士であり、女子生徒の発想や考えを引き出すことに秀でている、女子教育に特化した教諭たちが、生徒たちと一緒に挑戦し、引き出し、導くことで、生徒たちは新しい価値を生み出すところまで、自らの力で辿り着くことができます。
その結果、女子生徒たちは自分の好奇心から始まり、学術的な思考を経て、世の中が望む新しいことへと辿り着く力と自信を手にしていきます。そして、瀧野川女子学園の授業で皆で楽しみながら鍛えている学術的な思考と、創造性と起業家精神とを手に入れることが、世の中をより良いものへと変えていくという確信を、生徒たちにもたらします。瀧野川の先生達は、生徒たちが前を向いて学ぶことに集中できるように、日々勇気づけていきます。決してダメ出しはしません。それは、教育ではない、と考えているからです。

混迷の時代だからこそ、大切な大人の日本女性としての心の成長

自分が好きでやりたいことと、世の中が求めていることを両立して仕事にできたら、こんなにやりがいのある人生はありません。
それで世の中に貢献し、人に喜ばれたら、これ以上幸せなことはありません。混迷を深める世界だからこそ、日本人が大切にしてきた幸せのあり方を受け継ぐことが、日本や世界に貢献する力になると私達たちは考えます。
日本人の考える幸せとは、家族を大切に、自分も、周りの皆も家族のように真っ直ぐな心で力を合わせ、豊かで安心して暮らせること。そのために、一人ひとりが勇気を持って一歩踏み出すこと。
様々な価値観が存在する国際社会だからこそ、日本女性が大切にしてきた、自分だけではなく、周りの人が皆気持ちよく事を進めるための心遣いが、真価を発揮します。
「創造性教育」を含めて、全ての授業はもちろん、担任の先生と様々なことに取り組むLHR、学校行事、校外学習、クラブ、委員会活動、創立時から伝統の礼法、茶道、華道など、全てが大切な成長の機会です。先生とクラスメートと一緒に思い切り挑戦して、大人の日本女性としての心と力を育みましょう。

瀧野川女子学園 理事・副校長 山口 龍介

山口 龍介 理事副校長

東京工業大学大学院理工学研究科
機械宇宙システム専攻にて、ロボット工学の世界的研究者の廣瀬茂男教授に師事
文部科学省 大学教育支援プログラムGP
旧帝大東工大8大学工学系コアリッションフォーラム
平成19年度 東大・東工大合同拠点博士課程学生交流セミナー学生幹事団 代表
博士後期課程在籍中の2010年に着任
創立者山口さとるのひ孫

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