大学入試改革の大きな目的は、
実社会の仕事で活躍できる若者を中学高校から育てること。
同じ目的で93年前に創立されたのが瀧野川女子学園です。

瀧野川女子学園 理事・副校長 山口 龍介

近年、大学入試が大きく変わることが注目されていますが、なぜ変わるのかはあまり取り上げられていないように感じます。大学は「ただ勉強や研究ができるだけではなく、実社会の仕事で世界を相手に活躍できる若者を育てて欲しい」と言う、企業からの切実な要望を受け続け、今大きく変わり始めています。私は大学がまさに変わろうとする姿を目の当たりにしながら、その手前の中学高校を変えることができれば、若者の力をもっと引き出せるはずと考えるようになりました。そして、この教育改革と同じ目的で大正15年に創立された、独特の文化を持つ女子校が瀧野川女子学園です。

「毎日学校に行って先生と友達に会うのが本当に楽しみだった。」
「90歳を超えた今でも、瀧野川で習ったことを大切に守っているのよ。」

創立間もない頃に卒業した方々が仰っているこの言葉には、私たちの学校が90年以上大切にしてきた、学校の理想の姿が表れています。学校とは今まで出来なかったことができるようになる楽しい場所で、自分の将来の可能性がどんどん広がる場所だと、私たちは考えています。学校で学ぶ目的は、一人一人の生徒が、自分の納得がいく幸せな人生を手に入れること。そのために、自分の好きなことや挑戦したいことを皆で見つけて、心を磨き、将来の仕事へと結びつけていくことだと、私たちは考えます。全ては、実際に世の中に出て、自分の納得のいく仕事に役立てるために学ぶことでもあるのです。「瀧野川の生徒さんなら安心して採用できる。」学年トップは日本銀行が指定席で、名だたる大手企業の方々から引っぱりだこであった高等実科女学校の精神と文化は、今も受け継がれています。

実際に体験することを大切にする女子校

中高生の中には、学校の勉強が何の役に立つのか疑問に感じている人も少なくないと思います。私たちの学校では、まず最初に、これから学ぶことが実際にどのように役に立つのかを学び、それから、どのように使うのかを学びます。紙の上の理屈ではなく、実際に自分の体を使って、体験することを大切にしているのです。時間はかかりますが、自分で体験して、納得して、本気で挑戦を始めた女子生徒の集中力と突破する力は、本当に凄く、日々別人に変わっていくかのように大きく成長していきます。女子に特化した、私たちの学校ならではの大切な校風です。

より多くの体験を可能とした、iPad Pro×デジタル手書き
そして、「黒板の無い教室」

実社会で役に立つよう、体験を大切にする私たちの教育を更に進化させたのが、iPad ProとApple Pencil、クラウドを使ってみんなで書き込める「デジタル手書き」です。2016年に全教科で始め、2018年には普通の教室から黒板を無くした「黒板の無い教室」へと進化しました。そして、2019年の夏には全普通教室から黒板が取り払われます。とにかく効率がよく、皆で話しながらテンポ良く授業が進むので、生徒からは、わかりやすく、面白い、と評判です。その上で、板書を黙々と書き写す時間がなくなった事から、黒板と紙のノートを使った授業に比べて、2~3倍のスピードで進むことができるのです。その分、もっと皆で話し合い、考える時間や、文章で自分の考えを伝える勉強、そして、将来の仕事に向かって力をつけていく新しい授業「創造性教育」やプログラミング、自分の考えを伝えるプレゼンテーション、そのための映像作りを学ぶ「情報」の授業にも、たっぷりと時間を使うことができるようになったのです。

世の中にはまだ無い、けれど、皆が欲しがる新商品を創り出し、
クラスの仲間と「会社」を作って、ハワイで販売し、国際貢献してくる。

中高生の時期は、仕事選びで最も大切な時期でもあります。高校2年生の終わりには、大学の学部学科を選び、将来働く時の自分の専門分野を選んでいるからです。その一方で、「仕事」や「会社」については、まだイメージがわかないことが多い時期でもあるのです。これを理解して、将来の活躍につなげるために始めたのが学校独自の必修科目「創造性教育」です。シリコンバレー生まれの「デザイン思考」など、世界最先端の事柄を実際に体験しながら学び取り、集大成となる高校2年では、自分たちの「会社」を仲間と出資して作り、オリジナルの新商品を開発・生産し、実際に学園祭とハワイ大学でのチャリティバザーで販売してきます。仲間と自分たちの得意な部分を持ち寄り、不可能と思えるような、新しい挑戦を実行し、成し遂げる。世の中にはまだ無い新製品を考え出し、実際に作って、販売する。この体験を通じて学んだことは、将来の仕事を考える大きな材料になります。そのうえ、欧米をはじめ、これから日本でも主流となるAO入試や公募推薦といった大学入試では、志望理由書や高校在学中の取り組みをまとめたポートフォリオ、なにより大学教員との面接試験が重要になってきます。瀧野川女子学園で過ごす学生生活は、企業の採用試験に近いともいえるこれからの大学入試を突破し、将来活躍するための強力な武器となってくれるはずです。

山口 龍介 理事・副校長

東京工業大学大学院理工学研究科
機械宇宙システム専攻にて、ロボット工学の世界的研究者の廣瀬茂雄教授に師事。
文部科学省 大学教育支援プログラムGP
旧帝大東工大8大学工学系コアリッションフォーラム
平成19年度 東大・東工大合同拠点博士課程学生交流セミナー学生幹事団 代表
博士後期課程在籍中の2010年に着任
創立者山口さとるのひ孫

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