中高一貫コース
瀧野川の創造性教育
~自分の仕事を創り、世界に貢献しよう~

瀧野川の創造性教育 ~自分の仕事を創り、世界に貢献しよう~

⽂部科学⼤⾂表彰受賞
「キャリア教育優良学校」

思いを形にしよう、
創造性と起業家精神を育む

瀧野川女子学園高等学校 創造制教育

ハワイ大学チャリティバザー

世の中にまだないけれど、お客様が手にしたときに「こうしたものが欲しかった」「こういうことがやりたかった」と言ってもらえるものや体験をチームで創り出すこと。
これからの世の中では、このような力が、どのような仕事でも求められるようになっていきます。
これを可能にし、新しい価値をつくりだして世界をより良いものへと変えていくのが、「創造性」と「起業家精神」です。
そしてこの力を手に入れるのが、2016年から始めた本校独自の「創造性教育」です。
世の中にないあなただけの考えは、実社会でも、2021年から主流となった先進国型の大学入試でも、強く求められています。
また、出願の段階でどのような専門性を大学で身につけたいのかも、はっきりと述べることが求められています。
この創造性教育では、先生と仲間と一緒に起業に挑戦する中で、自分が興味のある分野や、自分の好きなこと、自分が成し遂げたいことが見えてきます。
その好きなことでこそ、最大の創造性と起業家精神が発揮できると私たちは考えています。
感受性豊かで、大人に向かって考え方を形作っている中高生の時期こそ、この力を高める好機。
皆で自分の仕事と望む人生をつくりましょう。

1年

理想の街を創ろう

1年「理想の街を創ろう」では、生徒たちがチームで創造性と起業家精神を発揮するための「デザイン思考」を活用して、まだ世の中に存在しない、しかし、対象となる人達に、こういった街に住みたかった、と言わせる理想の街を、実際にフィールドワークやインタビューで取材した上で、生徒たち自らの手で、チームで1年間かけて創り上げます。これをただ頭で考えただけのプレゼンテーションで終わらせるのではなく、ジオラマを製作しアイデアを形にすることで、より具体的な提案へと試行錯誤しながら創り上げます。その間、教員はファシリテーターに徹して、生徒たちが自らの力で、自由に発想し、思いを形にする考え方と技法を学び、実践し、世の中に提案することで、チームで創造性と起業家精神を発揮する基礎を育みます。

理想の街を創ろう

◎理想の街を創ろう

2年

大道芸ロボットを創ろう

2年では、中学1年から独自設置の「情報」の授業で学んだプログラミングを活かして、人を喜ばせることを目的とした自動制御の大道芸ロボットを1年間かけてチームで製作します。東京工業大学ロボット技術研究会の学生さん達と一緒に手を動かしながら学び、考え、「デザイン思考」や先端テクノロジーを道具として、チームで創造性と起業家精神を発揮します。出来合いのキットは使わず、自分たちが表現したい動きと形を一つひとつゼロから作り上げていく喜びは格別です。皆が力を合わせて作った大道芸ロボットで観客のみなさんを感動させる体験が、将来、先端テクノロジーを利用した起業や新規事業挑戦へのハードルを下げます。

エンターテイメントロボットコンテスト

◎大道芸ロボットを創ろう

3年

中学課程修了研究

3年では、自由なテーマで自分の面白い、凄いと思うことを指導教員と共に1年間研究します。学問とは、個人の関心から始まり、人類を幸せにする普遍的価値を生み出す営みです。古来優れた科学技術の発見や、人文学的に普遍的な発見が、個人の好奇心から導かれたのと同様に、創造性と起業家精神の根本的な源は、一人ひとり異なる、興味であり、好奇心です。さらに秀でた独創性は、その人ならではの、強いこだわりや情熱から生み出されます。生徒が面白い、凄いと思う事柄には、多くの人にとっても共感できる本質的な感動が潜んでいることが多く、これを学術的なトレーニングを積んだ学士及び修士である教諭たちが引き出し、導き、生徒たちが普遍的な価値にまで辿り着くことは、自分のやりたいことと、世の中が望むことを繋ぐ考え方と力を鍛えます。全校生徒を前にした7分間のプレゼンテーションで、生徒個人の興味から始まった研究が、多くの人を感動させ、世の中をより良くするメッセージとして伝わった原体験は、創造性と起業家精神、そして、日々の授業で鍛えられている学術的な思考とが矛盾するものではなく、世の中を良くすると言う確信を生徒たちにもたらします。

中学課程修了研究

◎中学課程修了研究

中学3年の生徒代表が全校生徒の前で、1年間探求した成果を発表しました。その様子をご紹介いたします。楽しみながら創造性と起業家精神を育むのが学園独自設置科目の「創造性教育」です。

4年

商品企画コンペティション

4年になると、社会にどのように向き合うかを意識するようになります。この時期に、「デザイン思考」を実社会に向かって更に高度に使いこなすべく、「商品企画コンペティション」で、チームで3つのプロジェクトに挑みます。まず最初の課題は、「通学体験を再デザインせよ」。自分たちが日々当たり前に行っていることを二手に分かれて、お互いに向かって取材し、掘り下げ、相手が、気がついていないけれど、本当は望んでいるインサイト(本音)を掘り出していきます。そのインサイトの中から最も興味深いインサイトを解決すべく、チームでアイデアを創出し、コンセプトを打ち立てます。提案するストーリーを組み立て、簡易試作品を創り、多くのユーザーに「体験」してもらいます。そこからのフィードバックをもとに何周も試行錯誤を続けて、まだこの世にはない、けれど、これが欲しかったと言わせるユーザー体験を設計、創造します。教員はファシリテーターに徹して生徒たちを導き、生徒たちは自分たちの手で、新しい価値の創造を行っていきます。こうして体得した「デザイン思考」を使って、二つ目の課題「学園祭を再デザインせよ」では、実際に学園祭の企画を立案、制作、出展し、お客さまを喜ばせ、そして、最終課題「学生生活を再デザインせよ」では、日々の学生生活をより良いものに変える新商品を開発、試作し、試行錯誤を行い、全校生徒の前での商品企画コンペティションに挑みます。

商品企画コンペティション

5年

事業化実習

5年の「事業化実習」では、これまでの創造性教育はもちろん、人生で学んだこと全てを動員して、約15人1チームで、資本金を出し合い、「デザイン思考」を使って模擬企業を設立します。マネジメント、マーケティング、製造、会計の役割分担を行い、学生生活を再デザインするオリジナルの新商品を開発し、自らの手で製作し、宣伝し、学園祭に出店して販売します。その後、修学旅行にて、ハワイ大学マノアキャンパスでのチャリティバザーを主催し、売り上げを現地の教育基金に寄付して本業による国際貢献を行ってきます。年度末に向けて、事業を決算し、IR報告書としてまとめて、株主総会で会社を解散するまでを自分たちで行います。オリジナリティある全くの新商品をゼロから開発し、2日間の学園祭で、22万円を超える売上を上げ、現金成長率259%を記録した会社も現れる中、生徒たちは、チームで働くとは何か、個々の思い、個性と能力を引き出しチームで働くことの凄さ、株式会社とは何か、資本主義の面白さを学びます。そして、実社会での起業に通用する創造性と起業家精神を体得します。また、この取り組みと並行して、担任教員と共に、将来自分が、どの様な生活を、どの様な場所で、どの様な仕事をして、どの様な人生を送りたいかを、1年間かけて、じっくりと考え、キャリアビジョンへと繋げていきます。

事業化実習

◎授業紹介

◎2022 ハワイ諸島修学旅行 チャリティバザー!

6年

自分の人生をつくろう

6年「自分の人生をつくろう」では、教諭たちがファシリテーターとなって、これまでの取り組みを振り返り、生徒一人ひとりが、将来どのようなチームで、どのように生き、何を成し遂げるために働きたいのかのキャリアビジョンを定め、そのために、大学では、どのような専門能力を身につけるべきかを生徒自らが考え、キャリア設計を行い、まさにこれらキャリアビジョンとキャリア計画が問われる面接が主体となった新しい大学入学者選抜を勝ち抜き、望む世界水準の専門能力を身につけ、社会人となった時に、世界の中で日本を前に進めるリーダーとなる道を生徒たち自身が切り開けるように導きます。

自分の人生をつくろう

2017年度卒業生・Sさん
(国際教養大学卒業・大手総合商社在職)

創造性教育として一番印象に残っているのは高校二年生の頃に行った、事業化実習です。独自の商品を生み出し、販売するというプログラムだったのですが、そこで、私は広報、製造、経理係を統括する社長のような役目を担いました。大変なこともたくさんありましたが、とても楽しかった思い出です。この経験をきっかけに自分でビジネスを動かすことに興味が湧き、現在は商社でトレーディングや事業投資先の管理を行っています。
創造性教育を通して私が身についたと感じる力は、自由な発想力と相手に伝える力です。瀧野川女子学園ではブレインストーミングやプレゼンをする機会がとても多いため、最初はアイデアが浮かばなかったり、恥ずかしくて意見を言うことを躊躇したりすることがあるかもしれませんが、徐々に楽しんで議論をすることができるようになると思います。また、この学校には無謀なアイデアだとしても、否定をせず、まずはやってみようとサポートしてくださる先生方がいます。たくさん失敗をできる学生時代だからこそ、ぜひ積極的に色々なことに挑戦してもらいたいです!

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